白杖の人を見かけたら

まちのなかで白杖の人を見かけたら・・・
どうしたらいいの?

・まずは、優しく声をかけてみてください。

・そして、こうたずねていただけますか?


一人で歩く当事者(目の不自由な人)にとって、街なかで声をかけていただくことは大変ありがたく、うれしいことです。お願いしたいことがあればお伝えします。どうぞ少しの勇気をもってお声かけください。よろしくお願いいたします。

白い杖のことを“はくじょう”といいます。
そして3つの役目があります。
①視覚障がい者の「シンボル」の役目
②障害物から身を守る「ガード」の役目
③「ハンド&アイ」情報収集の役目

白杖または盲導犬を連れて通行しているとき、車両等は一時停止し、又は徐行して、その通行又は歩行を妨げないようにすることとされています。(道交法71条2項)

「視覚障がい者」というと、何も見えない(全盲)と思われる方が多いと思いますが、実際は見えにくい方(弱視/ロービジョン)が大半です。

視力の低下ばかりでなく、視野が狭くなって部分的にしか見えない方も多く、突然飛び出してきた自転車やお子さんにぶつかることもよくあります。

また、暗さやまぶしさの苦手な方もいます。 

このように「視覚障がい者」といっても様々な“見えない”があることを覚えておいていただけるとありがたいです。

そして目が不自由でも皆様と同じように、皆様と共に暮らしていきたいと思っています。「障がい者に優しい町は誰もが暮らしやすいまち」…そう思われませんか?